ニュージーランド旅行の魅力 世界の箱庭

いつになったらニュージーランド旅行ができるようになるのか、誰もわからない状況ですが、このような時に、私たちツーリズムに携わるものができることは何かを考えてみました。

  • ニュージーランドの魅力をお届けし、これまで以上にこの国を身近に感じていただく
  • 業界の垣根を超え、ニュージーランドを発信する者たちが一丸となって、この機会を活かす
  • より一層レベルの高いサービスができるよう、これまでの仕事のブラッシュアップする
  • これまでの旅行業の形を見直し、時代に沿う新しい姿をイメージしてアップデートしていく
  • 旅行できるようになった時に、すぐにお客様をご案内できるよう準備しておく

前置きが長くなりましたが、そのうちのひとつ、こんな時でも常にニュージーランドの魅力を発信しつづけるために、少しずつこのブログを書いていこうと思います。

まず初回は、ニュージーランド旅行の魅力 その1「世界の箱庭」からいきましょう。

ニュージーランドは日本と同じように、南北に長い島国で、北は南緯34度、南は南緯47度まであり、偏西風の影響で、東海岸と西海岸でも大きく気候が変わるのが特徴です。
北島と南島の自然も全く違います。赤道に近く、プレートの境界線の脇のホットスポット上に位置するため、火山や温泉を持つ北島。対して南極に近く、プレートの衝突で形作られた氷河を抱いたサザンアルプスを持つ南島。
そして最南には、手付かずの自然が残るスチュワート島があります。

日本と同じ、環太平洋造山帯に位置していますので、特に北島は日本と似たような自然が見られます。トンガリロ国立公園の火山地帯、ロトルアの地熱帯、タウポ湖のような丸い形の湖。
しかし、太古の昔は南半球のゴンドワナ大陸の一部でしたので、日本だけでなく、他の国では見られない生態系があり、恐竜がいるかのような太古の森が残っています。

ワイポウアのカウリの木

一方南島は、日本では見られない種類の美しい自然が多く、多くの日本人観光客は南島をメインに旅行される方が多いようです。
最高峰と氷河を持つサザンアルプスの絶景が広がる、アオラキ/マウントクック国立公園。氷河が造った大岩壁、ミルフォードサウンドに代表されるフィヨルド、温帯性雨林の神秘的な森が広がる、フィヨルドランド国立公園。近年では世界一の星空と言われるテカポも人気の観光地となってきました。

タズマン氷河

氷河を抱いたダイナミックな山々、フィヨルドの彫刻美、ミルキーブルーの湖、天の川が流れる満点の星空、タイムスリップしたかのような太古の森、茶色い枯れた荒野、エメラルドグリーンの海と黄金色のビーチ、地獄谷を思わせる地熱地帯、月面のような火山帯、そしてどこまでもつづく羊や牛の牧草地。

ミルフォードトラック

こんな小さな国に、世界中の全ての自然が見られると言っても過言ではありません。これがよく「世界の箱庭」と呼ばれる所以なのではないでしょうか。

以前、アメリカ人のお客様がこう言っていました。「昨日は水着を着て暑いビーチに寝転んでいたのに、今日はアイゼンを履いて氷河の上を歩いてるわ!なんて面白い国なんでしょう!!」

どんなにコロナショックが世界を不安に陥れても、ニュージーランドの大自然はいつもと変わらずみなさまを歓迎してくれるはずです。


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