帰国前PCR検査体験レポート 〜とても簡単でした!〜

なかなかコロナ禍が明けきらない現在、海外旅行に二の足を踏んでしまう理由のひとつとして、帰国前PCR検査の陰性証明取得という面倒があるのではないでしょうか?

ニュージーランド入国の際の陰性証明提出はすでに廃止されていますが、日本入国に関してはお堅い日本政府はまだ陰性証明がないといけない状況が続いています。私もこれが理由で家族で日本帰省を渋っているひとり。

今回はクライストチャーチ市内のPCR検査場のRako Scienceさんで、取材させていただく機会を頂いたので、その体験レポートをご紹介いたします。

ニュージーランド各地にPCR検査場がありますが、おそらく最も多くの日本人が検査を受けているのがRako Scienceさんなのではないでしょうか?全国に15ヶ所あり、どこも便利なロケーションにあるのがいいですね。また、日本語の案内などもしっかりしていて、英語の不安がある方も安心です。

まずは、ウェブサイトで予約します。一般的な帰国前PCR検査の場合は、Test2Flyから希望日時ロケーションを決定します。検査場によって営業時間は様々ですが、ほとんどが30分刻みで予約可能所要時間も30分ほどで完了できます。

お急ぎでない限りは、スタンダードテストで問題ないでしょう。料金はNZ$175同日に結果を発行してもらえますのでNZ出国日前日もOK。ちなみに6時間以内に結果発表してもらえるお急ぎコースの料金はNZ$325。検査場はオークランド2ヶ所。クライストチャーチ1ヶ所のみとなります。

予約が完了すると確認メールが届きます。英語になりますがそれほど難しくありません。日時とロケーションに間違いがないかと、検査前の注意事項を確認します。

・検査前60分以内に食事、タバコ、歯磨き等を口にしてはいけない。
・検査前30分以内に水も飲んではいけない。
(唾液テストなので喉がカラカラにならないよう事前に水分は取っておきましょう)
・パスポートを必ず持参する

今回の取材は、クライストチャーチのシティセンター(Christchurch City)で行いました。街の中心の大聖堂広場から徒歩10分弱。周りにはホテルも多いですので、ロケーションは抜群です。

予約時間に訪れ、まず簡単な受付を済ませます。この際にパスポートが必要となります。

英語での受付となりますが、日本語の案内があって安心です。下の日本語案内は確認メールでも添付されていました。日本人にも慣れている印象を受けました。聞いてみると、日本人の受検者が一番多いそうです。(欧米への受検者はとても少ないらしい…)

英語で丁寧に説明してくれますが、日本語案内だけで十分なほど。検査は唾液テストなのでとても簡単。私は料金や時間よりも、鼻の穴に棒を突っ込むテストが絶対NGなので、PCR検査をやったことがなかったのですが、これはとても楽で簡単ですね。

各個別のブースがあって、焦らずに落ち着いて行えます。

スプーンに唾液を出して、容器の中ほどので入れます。注意点は、泡が入りすぎないようにすること。少しぐらいは良いですが、容器の中が泡だらけというのは良くないそうです。「レモンなど酸っぱいものを想像する」と説明がありましたが、日本人なら梅干しがいいかも(笑)

唾液収集が完了したら、指定の場所に提出して検査終了。早い人は10分、遅くても30分もあれば完了できそうなほど簡単でした。

11時に受検した後、検査結果は17:20にメールで届きました。Rako Scienceのフォームで記載された証明書(左)がPDFで添付されていました。印刷したものが必要な場合は(空港チェックインや日本入国時に特に必要はない)翌日に取りに行けば発行してもらえるそうです。

17:40には日本政府所定フォームの証明書も届きました。しかし空港チェックインや日本入国の際に、左のRako Scienceのフォームでも問題なく証明書として受け付けてもらえるそうです。(他の検査場のフォームの場合は確認要)

今回体験して分かったことは…
思っていた以上に簡単だったこと。ロケーションもよく、旅行中の貴重な時間のロスは極力抑えられる印象でした。クライスチャーチ、オークランド、クイーンズタウンなどで、旅程の最後に2泊すれば、余裕を持って安心できますね。

例えば…
ニュージーランド旅行最後の2泊にクライストチャーチ滞在。
午前中の早い時間にPCR検査→クライストチャーチ周辺観光→翌日帰国。
多少の費用はかかりますが、PCR検査の手間だけで、いま行きたいニュージーランド旅行を先延ばしするのはもったいない!なと思いました。

万が一陽性になったら…
現在()のところ、7日間の自主隔離が必要となります。検査日に宿泊施設に「陽性になってしまった場合に連泊が可能か」を予約時に確認しておくことをお勧めします。

また、直ちに帰国便の変更手続きを行う必要があります。隔離中の食事はUberなどのデリバリーサービスで可能です。自主隔離終了後、再度PCR検査を受け、陰性の場合に帰国可能となります。

自主隔離による旅行延長を最小限にするために、帰国便72時間以内のなるべく早い段階でPCR検査を受けるのがコツですね。

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