スタンプラリーのような、お決まりの観光スポット巡りもいいですが、クライストチャーチでは、市民の一人になったように、ローカルの空気感や時間の中で過ごして欲しいなと思っています。
海外旅行者ではなくローカルの一員になりきることで、より深くこの国のカルチャー、人々の過ごし方、価値観などが見えてきますね。そして再び旅人に戻った時に、それが気付きや学びになり、人生観を変えてくれるような経験になるかもしれません。
前置きが長くなりましたが、今回はクライストチャーチでそんな旅の思い出をして欲しいと思い、以下の４つをテーマに、クライストチャーチでの上手な休日の過ごし方をご提案いたします。
・ローカルに染まる一日を過ごす
・美味しいものを食べる
・絶景を眺める
・のんびりゆっくりとした時間を感じる
1）ローカルに染まる一日を過ごす
ここはあえて、ガイドブックに載っているような観光地巡りはやめて、ローカルたちが休日を過ごすスポットに訪れてみましょう。
今回の私のおすすめは、サムビーチ、ポートヒルズ、そしてリトルトンのファーマーズマーケット。
サムナービーチはシティセンターから車で20分ほどしか離れていないのですが、観光ルートと逆方向ということもあって、短期観光客があまり訪れないスポット。しかし天気の良い休日はたくさんのローカルたちが集い、とても賑やかでローカルたちの休日の過ごし方を肌で感じられるところです。
ビーチだけでなく、周辺もおしゃれなお店が多く、開放的な雰囲気はまるで南国のリゾートに来ているかのようです。シティセンターの雰囲気とは別世界。海がキラキラと輝く午前中がおすすめです。
過去ブログ（YouTube動画もございます）もどうぞ。
2）美味しいものを食べる
毎週土曜日の午前中は、リトルトンのファーマーズマーケットに行ってみましょう。
シティセンターに程近い、リカトンブッシュのファーマーズマーケットも人気ですが、リトルトンは普段から営業しているカフェや雑貨店、小さな港街の雰囲気も素敵です。
市民に混じって、ローカルフードの食べ歩きは楽しいですね。
私のおすすめカフェ Lyttleton Coffee Company。店内の雰囲気が良くてコーヒーも美味しいです。
3）絶景を眺める
クライストチャーチの絶景ポイントといえば、街の南側に長く広がるポートヒルズ。サムナーに近い東側では、サウスショアの砂嘴と広大に広がる南太平洋を望むことができます。高台に登らなければ決して見られない絶景です。
ポートヒルズの尾根道サミットロードからは、シティ側とリトルトン湾側の対照的な風景を見下ろすことがます。どの場所から見ても絶景。特にリトルトン湾側は、場所を変えながら様々な角度で眺めても見ると面白いですね。
過去ブログ（YouTube動画もございます）もどうぞ。
ポートヒルズの西側は素晴らしい夕焼けスポットもあります。また夜景スポットとしても人気がある場所です。個人的にはリトルトン湾側の夜景も幻想的で気に入っています。
4）のんびりゆっくりとした時間を感じる
ニュージーランドに訪れる方がみな感じていかれるのが、この国のゆったりと流れる時間。ローカルたちの休日は、とにかくのんびりとゆったりした1日を過ごしています。私がもっとも日本からの観光客の方々に感じていただきたい旅での経験のひとつです。
サムナービーチでのんびり海を眺めるのも良し、ポートヒルズで絶景を眺めながらウォーキングを楽しむのもよし、ローカルたちに愛された美味しいお店でたっぷり時間を使ってランチタイムを楽しむのもよし。
みなさんも是非ローカルの人たちと一緒にニュージーランド時間を満喫してみてはいかがでしょうか？
関連過去ブログ『海を眺めながら絶景ウォーキング』
ここでご案内したスポットを、公共交通機関で全て1日で回るのはとても駆け足となってしまいます。それぞれシティセンターからバスが出ていますが（サミットロードはなし）、それぞれをうまく繋ぐのは、バスを乗り換えたりしてなかなか大変。
どうしても公共交通機関でという方は、それぞれ一つだけに絞るのがいいでしょう。
また、弊社ツアー『クライストチャーチの絶景めぐりツアー』ではこれらのスポットを効率よく、ゆったりした時間を使いながら、ガイディングもお楽しみいただけます。もしよろしければご参加くださいませ。
コメント