世界一の絶景ドライブルート

みなさんにとっての、世界一の絶景ドライブルートはどちらでしょうか?

日本全国47都道府県をオートバイで走り尽くし、世界65か国以上を周ってきた私が自信を持って世界一と言いたい絶景ドライブルートが、プカキ湖〜マウントクック間の国道8号線(SH8)と国道80号線(SH80)です!

日本ではすっかりお馴染みのテカポ湖ですが、その隣のプカキ湖もテカポに勝るとも劣らない美しさです。はっきり言います。私はプカキの方が断然好きです。ローカルにはそう言う人が少なくありません。(テカポの方すいません。テカポももちろん好きですよ!)

クライストチャーチ方面とクイーンズタウン方面をつなぐ内陸の主要国道の8号線と、マウントクックへの80号線への分岐点からテカポ方面への湖畔沿いの景色はまさに絶景。まずは動画をご覧ください。

プカキルックアウトという、観光バスなどが泊まる展望駐車場もいいですが、乗用車が数台しか停められない穴場からの絶景を探してみてください。

このルートは何百回と通りましたが、毎回違った景色を見せてくれます。空、山、湖の色も通るたびに違います。ちなみに左上が夏の写真。右上が冬。

季節だけでなく、時間帯によっても様々に見え方を変えてくれます。ちなみに上の2枚は同じ場所から時間を変えて撮影したもの。左が夕暮れのマジックアワー。右が明るい満月に照らされた夜のプカキ湖です。

ミルキーブルーのイメージのプカキ湖ですが、実はいろんな色があるのです。ほとんどの観光客はお昼間に通るのでミルキーブルーが有名なんですが、夜明けと夕暮れのマジックアワーの幻想的なグラデーションは言葉にできない感動です。

プカキ湖を右に見ながら、SH80を北上していくと、最高峰アオラキ/マウントクックを中心にサザンアルプスが真っ正面に姿を現してきます。

ここで小ネタなのですが、次第に近くにつれ、正面にダイナミックに広がり、まるでひとつのストーリーを見ているかのように、サザンアルプスが大きく迫ってくる感動絶景のドライブ。これは、残念ながら左右の景色しか見えないバスからの車窓風景では得られにくいのです。

そしてクライマックスは、SH80がもう行き止まりになる直前、立ちはだかるサザンアルプスの大岩壁がフロントガラスの正面に現れます。「もうこれ以上は車では入れないぞ!」と訴えかけているような畏怖堂々とした姿も感動ものです。

SH80の動画も是非どうぞ!ゴールはマウントクック村のハミテージホテルです。

思いっきり絶景を楽しみたければ、正面からの車窓風景を見られる乗用車がおすすめです。レンタカー旅行は運転に自信のある方向け。この道路は平均速度100Kmのハイウェイです。片側1車線で中央分離帯なしの対面通行。景色に見惚れて対向車を少しでも当たったら大事故に繋がります。

最も注意していただきたいことは、たとえ80kmで走行していても、ローカルには「とても遅い車」となり、結構嫌がられます。時には煽られます。そして観光客の車が渋滞をひきおこすこともあります。

また、路肩に駐車して写真を取る観光客がいますが、これは東名高速の路肩で、車外で立っているようなもの。高速道路の駐車車両の影響での死亡事故が多い様に、とても危険な行為です。ついつい景色の広いニュージーランドではその危険を忘れてしまうのですね。ハイウェイ上の無理な写真ストップは極めて危険です。

宣伝となってしまいますが、弊社ツアーでは、この絶景を快適な乗用車で120%楽しめ、運転することに気を取られリスクを追うこともなく、しかもマウントクックに8年以上も住んだ経験のある、この地域を知り尽くした私が安全な撮影ポイントもご紹介いたします。

ツアーの詳細はこちらへ。
このルートを他のどこにも負けない魅せ方でご案内いたします!

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