ニュージーランド旅行・ホテル選び 〜テカポ・マウントクック編〜

ニュージーランド旅行・ホテル選び 〜クライストチャーチ編〜に続き、第2弾は『テカポ・マウントクック編』

このエリアは利便性よりもむしろ『部屋からの眺め』が気になるところではないでしょうか?もちろん全ての宿泊施設から最高の眺めが見られるわけではありません。また、せっかく立地条件が良くても、部屋からは湖や山が見えないこともあります。

現地ローカルのツアー会社だからこそ提供できる情報をお届けいたします。

イクテカポ

まず、テカポで「ホテル」と呼べるものは以下の3ヶ所。
Peppers Blue Water Resorts
The Godley Hotel
Grand Suites Lake Tekapo

Peppers Blue Water Resortsは日本人観光客にも定番のホテル。広い敷地に建物が個別に点在しています。部屋の位置によって、湖が見える部屋と見えない部屋があります。また、レストラン街、湖畔、スーパーにも徒歩圏内でとても便利。安心しておすすめできます。

The Godley Hotelも昔から定番のホテル。多少古さを感じますが、室内はリノベーションしています。立地条件は良いのですが、湖畔側の棟をおすすめします。国道側は湖が見えない上に、夜は車の音が気になります。値段がお安めなのがいいところです。

Grand Suites Lake Tekapoは、コロナ禍に完成した新しいホテル。立地条件もよく、部屋からの景色も良いです。とっても広いラグジュアリーな部屋なので、1泊だけではもったいないホテルです。

それ以外のテカポの宿泊施設は、モーテル、ホステル(YHA)、アパートメントタイプ、一戸建てホリデーハウス、Airbnbタイプ、B&B、ホリデーパークなどが数多く点在しています。

ホテル、ホステル、ホリデーパーク以外の宿の多くは、建てたばかりモダンなものが多く、チェックイン、チェックアウト不要のコンタクトレスな宿が多いのも特徴です。(今どきですね〜)

上記地図の「見晴らしの良いエリア」はPeppers Blue Water Resortsの裏手の少し高台にあるので、湖が見える宿が多いのが特徴。新しくモダンな建物ばかりです。
「湖畔コテージエリア」は建物は古いものが多いですが、古民家的で趣深い建物が多く、個人的にはこちらもおすすめ。なんといっても湖が目の前という立地は最高です。

相部屋があるホステル&バックパッカーもいくつかあり、特にYHA Lake Tekapo(YHAはユースホステルの略)は建物も新しく清潔で、専用バスルームがある個室もあります。湖畔側の部屋からの眺めは素晴らしいです。下の写真はYHA内の様子です。

レンタカー旅行の方は、少し離れたLakefront Lodge Backpackerもおすすめ。いわゆる複合型ホリデーパークで、バックパッカータイプ、共同キッチン&トイレのコテージ、モーテルタイプ、キャンピングカーサイトもあります。

オラキ/マウントクック

国立公園内のマウントクックビレッジの宿泊探しはとてもシンプル。
宿泊施設は2023年4月現在で以下の4か所のみとなっています。
(キャンプ場、山小屋を除く)
The Hermitage
Aoraki Mount Cook Alpine Lodge
Aoraki Court Mt Cook Village
YHA Aoraki Mount Cook

The Hermitageいわゆるハミテージホテルは言わずと知れた名門ホテル。「このホテルに泊まるためにマウントクックに来た(いやニュージーランドに来た)」と言う方も多い人気のホテルです。

ほとんど全ての部屋がマウンテンビュー。しかもビレッジ内の宿泊施設で最高峰のアオラキ/マウントクックが部屋からしっかり見られるのはハミテージのみなのです。

低料金の宿がいい、部屋で自炊したい、小さい宿が良い、と言う方でなければ、ハミテージの一択でしょう。ホテル内には、ビレッジ唯一のレストラン、カフェー、バー(2023年4月現在)があるのでとても便利。

お天気に恵まれたら、人生最高の思い出になること間違いなしです!

Aoraki Mount Cook Alpine Lodge は、ハミテージホテルに近く、ビジターセンターの側という立地。自炊しない方にとってはハミテージのレストランが近いという利点があります。

共有ラウンジ兼キッチンからの眺め素晴らしく、このソファーに座ってのんびり山を眺める時間も素敵ですね。部屋は広くはないですがシンプルで清潔。できれば入り口側の窓がある部屋がベターです。

Aoraki Court Mt Cook Village はハミテージ周辺からは離れ、最高峰のアオラキ/マウントクックが見えない位置となります。最高峰ビューにこだわらなければ、変わらず眺めは素晴らしい。部屋も広く清潔。ファミリーにはうってつけです。

レンタカー旅行者、食事は自炊でOK、観光客の喧騒から離れた静かなステイを求める方はおすすめです。

YHA Aoraki Mount Cook はバックパッカーや長期旅行者など、宿泊費を安く抑えたい方におすすめ。ユースホステルですので相部屋もあります(もちろん個室もあり)。木の温もりを感じる居心地の良いホステルです。

レンタカー旅行など車がある方は、ビレッジ手前23kmのGlentanner Park Centreにもホリデーパークがございます。こちらもホリデーパークがあるのみなので、食事は自炊がメインとなります。

マウントクックエリアは宿泊施設が限られていますので早めの予約が必要となります。宿が取れなかったからマウントクックを諦めるのはあまりにももったいないですので、取れない場合はテカポかトワイゼルから日帰りで訪れるのも良いでしょう。

ご注意!
その1;マウントクックビレッジ内には、スーパーなどの買い物をするところはありません。食事ができる場所は、2023年4月現在はハミテージホテルのみとなります。自炊をする方は、隣町のトワイゼルかテカポで買い物を済ませておく必要があります。

その2;Booking.comで、テカポ、マウントクックから検索されると表示される「Mount Cook Station Shearers Quarters Lodge」は、プカキ湖を挟んで対岸にあり、場所が直線距離で示されていますが、実際の移動走行距離はとても遠いです!(プカキ湖に橋はありません!)また、プカキ湖の東岸は御舗装路になります。

本当はまだまだ書きたいことがあるのですが今日はこの辺で!
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