神秘のホキティカ渓谷

ウエストコーストと呼ばれる、ニュージーランド南島の西海岸。

タズマン海の荒波に打たれた海岸線と、その海まで迫ったサザンアルプス。そして世界有数の多雨地帯がもたらす、温帯性雨林の太古の森。ローカルはニュージーランドの本当の自然はウエストコーストにあるという程、自然豊かなエリアです。ウエストコースト観光局のサイトは(英語)こちらへ

フランツ&フォックス氷河や、プナカイキなどの観光地があり、諸外国からの観光客には人気ですが、アクセスしにくいロケーション、短期旅行者が多いということで、日本人観光客があまり訪れません。これはあまりにもったいない!弊社では、もっとこのウエストコーストを広めていきたいと思っています。

今回ご紹介するのは、ウエストコーストのちょうど真ん中。東海岸のクライストチャーチからウエストコーストへ抜ける国道73号線、通称グレートアルパインハイウェイでアーサーズパス(峠)を超え、タズマン海の海岸線にたどり着いてすぐ南にあるホキティカ。クライストチャーチから250kmほどの距離です。

タズマン海に沈む夕日が有名なホキティカビーチや、ヒスイが採れる土地としても有名で、ゆっくりと旅人を癒してくれるような小さな町。↓の写真はホキティカのインスタスポットとして有名なところです。

その中でも今回のブログでご紹介したいのが、ホキティカ渓谷(Hokitika Gorge)

近年インスタグラム 効果で人気が出てきたところで、こんなに美しいところがあるのに、地元ローカルにしか知られていませんでした。最近、新しい吊り橋や遊歩道が整備されたというので、私も先日下見に行って来ました。

もう言葉は要りませんね。目を疑わんばかりの美しい清流の色。光の具合によって、透き通った紺碧のコバルトブルーになったり、優しいエメラルドグルーンになったりで、いつまでも眺めていられます。白い岩と鮮やかな緑、色鮮のコントラストが鮮やかな素晴らしい渓谷美です。ホキティカ観光局のサイトは(英語)こちらへ

現在も遊歩道が整備中で、駐車場も広く使いやすくなり、入り口にはきれいなトイレもありました。ウォーキングコースの案内板も素晴らしく、全てのトラック(遊歩道)も、誰にでも歩きやすく整備されています。新しい展望台のテラスもいくつか作られ、木道のトラックで遊歩道が延長され、以前よりもより様々な位置から美しい渓谷を楽しめるようになりました。環境省のサイト(英語)はこちらへ

奥まで進むと、できたばかりのつり橋がもう一本作られ、ぐるっと周遊できるコースに生まれ変わっています。30分ほどの距離ですが、ゆっくり眺めながら歩くと1時間ぐらいは欲しいですね。

百聞は一見に如かず。↓の動画を是非ご覧ください!

現在は国内旅行のみの観光客で、オークランドがロックダウン中もかかわらず、平日なのに駐車場には観光客の車が10台ほどもとまっていました。そのほとんどがレンタカー。夏のシーズン中や、国境が開いて外国人観光客が訪れられるようになったら、混雑してくるかもしれませんね。

ハーストパスに近い、ブループールズのように泳げるところは少ないですが、夏場はダイブしている人も多いようです。気持ちよさそうですね。

ただし、夏場はサンドフライに御用心。。。

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