
日本人観光客にとって、海外旅行では、訪れる国のネイティブで日本語が話せるツアーガイドの方が良いような気がします。
しかし、伝えることで感動を提供するツアーガイドの仕事で必要なのは、聞き手の立場を理解しないといけません。
分かりやすくコンピューターを例に解説すると…
伝える側のOS(A)と聞き手のOS(B)があったとします。そのAとBは全く違う価値観や認識を持っています。AはBをインストール(立場理解)しないと、Bには感動的に伝わりません。OS(A)専用アプリをOS(B)専用にインストールできないのと同じです。
そこで、AはBにインストールするために、OS(B)専用に変換する必要があるのです。これは、OS(A)とOS(B)を両方持っている人にしかできません。
これまで25年以上のガイド経験として、世界中のツアーガイドを見てきました。その国のガイドさんほど、その国の人の感覚で話すので、日本人の我々には何か伝わらないことがありました。
逆に、その国に住む日本人ガイドさんは、「日本人が何に関心を持ち何に感動するか」を理解できるために、面白いガイドをする人が多かったのです。
もちろん、日本語を話せるネイティブのガイドさんでも、日本人OSを持っている素晴らしいガイドさんもたくさんいました。
ツアーガイドの持つべき知識は、その土地のことだけでなく、お客様の価値観や認識を理解しなければいけません。
海外の日本語ツアーガイドなら日本の文化や歴史地理。
日本でのインバウンド向けガイドなら、お客様の国の知識を持たなければ、感動的なガイドはできないと思っています。


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