このブログではニュージーランドの紹介を中心に記事を書いていますが、たまには私のことも少し知っていただく為に「ガイドのつぶやき」カテゴリーでいろいろ書いていこうと思います。
みなさんと私の距離が少しでも縮まればいいなと思っておりますので、よろしくお付き合いください!
今回のお題は「私がニュージーランド移住を決めた理由」。ガイド中にお客様から受ける質問の第一位と言っていいほど、よく尋ねられる質問です。
2003年に住み始めて17年になりましたが、60カ国以上の国々を見てきた中、なぜニュージーランドを選んだのか? そもそもなぜ移住しようと思ったのか? ニュージーランドに決めて良かったか? などをお話ししたいと思います。
そもそも、なぜ移住しようと決めたのか?
これもよく尋ねられる質問です。日本での生活に息苦しさを感じたからとか、日本が嫌になったからというのではありません。むしろニュージーランドに移住に来るまでの、日本の旅行会社での会社員生活はとても充実していて楽しかったほどです。
ただ、20代後半を精一杯やってきて30歳という節目を迎える直前、30代は何か新しい挑戦や冒険をしたいと決め、海外生活をしたいという当時の夢を実現させてようと思いました。
また、海外旅行専門の旅行会社でしたので、一般の方よりも海外というものが身近だったかもしれません。自分のキャリアを生かしながら、海外で暮らしていきたいという気持ちもありました。(きっかけは他にもありますがここでは割愛します)
なぜニュージーランドを選んだのか?
1;ワーキングホリデー
私が初めてニュージーランドに行きたいと思ったのは20代前半でした。ワーキングホリデーで来たかったのですが、貧乏学生だった私は、阪神淡路大震災もあって資金が調達できず断念。資金がわずかに残ってた30歳直前に移住を計画した時に、ワーキングホリデービザが取得できる数少ない国としてニュージーランドがあったわけです。
2;豊かな山岳系の大自然
当時ニュージーランドの他に、海外移住の候補国の中に、アラスカ、カナダ、スイスなどがありました。どれも自然の豊かな国。特に私の好きな山岳風景の素晴らしい国です。登山などの山系のアウトドアの好きな私にとって、ニュージーランドの自然は申し分ありませんでした。
3;ワークビザや永住権
ワーキングホリデーで住めたとしても、期限付きの1年のみ。その先はワークビザや永住権を取得したりしなければ、長期移住はできません。他の候補国と比べてみても、当時のニュージーランドは比較的ワークビザや永住権が取得しやすい方でした。(今は難しくなってきていますので、自分はとてもラッキーです)
4;観光立国
旅行業をしていた私は、この国で旅行関係の仕事をしたいと思っていたので、旅行業の仕事をしている日本人が多いニュージーランドはうってつけでした。観光業を大切にしているこの国の姿勢も好感がもてました。
5;歴史の浅い国
これも続きとなりますが、他の国よりも観光業に従事する日本人スタッフに、(当時は)若い人が多いというのも決め手のひとつでした。ワーキングホリデーの人たちも多く、ワークビザも取得しやすかった為、ガイドなどの旅行業スタッフに若い人が多かったことから、他の国比べ日本人相手の旅行業の歴史が浅いと思いました。日本で経験を積んでいた私にとってはチャンスがあるかなと思ったのです。
6;下見に来た時「ここだ!」と決めた
実はこの6からが最も核となるところです。みなさんに参考になるのはここからかも。
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